鎌倉の長谷・極楽寺エリアでは8月の終盤に「かまくら長谷の灯かり」というライトアップイベントを8つの寺社・施設で行っています。
昨年から始まり、今年は8月21日(月)~27日(日)の間、開催されました。
今回は、稲村ヶ崎駅をスタートして稲村ヶ崎で夕日を見た後、「かまくら長谷の灯かり・ライトアップ」をしている寺社を訪れるコースをご紹介します。
※「かまくら長谷の灯かり」の来年以降の実施予定については、現在(2017年8月31日)のところ不明です。
【コース概要】
(1) スタート地点とゴール地点
スタート地点:稲村ヶ崎駅(江ノ電)、ゴール地点:長谷駅(江ノ電)
(2) 順路
① 稲村ヶ崎駅・稲村ヶ崎公園 ~ ② 極楽寺駅 ~ ③ 御霊神社・収玄寺・光則寺・鎌倉大仏 ~ ④ 長谷駅
(3) 距離・所要時間
3.9km 2時間(観光含む)
【詳細地図を表示したい方は以下をクリック】
【写真付き案内】
① 稲村ヶ崎駅・稲村ヶ崎公園
夏の夕方、趣のある稲村ヶ崎駅をスタートして、海方面に向かいます。
海には数分で到着します。向かって左側に見えるのが稲村ヶ崎です。公園になっており、自由に入ることができます。
稲村ヶ崎は夕日を眺める絶好の場所です。多くの観光客やカメラマンが1年中訪れています。この日は雲がかかっていましたが、良く晴れた日には富士山も望めます。
② 極楽寺駅
稲村ヶ崎を後にして、極楽寺駅を目指します。稲村ヶ崎の反対側にあるのは入浴施設の「稲村ガ崎温泉」です。入浴の他、食事も楽しめます。
稲村ヶ崎温泉の脇の道路を歩いていきます。車一台やっと通れるほどの細い道が続きます。
極楽寺駅に到着です。極楽寺駅周辺には有名な極楽洞というトンネルがあり、江ノ電撮影の有名スポットとなっています。
③ 御霊神社・収玄寺・光則寺・鎌倉大仏
極楽寺からの下り坂(極楽寺切通し)を進み、御霊神社に向かいます。
御霊神社のライトアップは色が変化して幻想的です。町内会の子ども達による祭囃子も披露されていました。
長谷駅方面を目指して歩き、収玄寺に着きました。このお寺は、鎌倉時代の武士四条頼基(四条金吾)の邸宅跡に創建された収玄庵に始まるとされ、境内は一年中色とりどりの草花であふれています。
光則寺でもライトアップが実施されています。このお寺も四季を通じて花が咲く「花の寺」として知られています。
鎌倉大仏もライトアップされています。普段とは違う存在感があります。
④ 長谷駅
鎌倉大仏を堪能して、長谷駅に着きました。お疲れ様でした。
【推奨コメント】
稲村ヶ崎は夕日を眺める人で年間を通じてにぎわっています。「かまくら長谷の灯かり」は夏の期間限定イベントですが、幻想的な寺社の雰囲気が味わえる貴重な機会です。夏の終わりの思い出作りに絶好のコースです。是非、お出かけしてみて下さい。
(記:2017年8月31日)