今回は、藤沢駅をスタートして藤沢本町・善行・湘南台といった小田急線沿線の駅をめぐりながら、藤沢の都市農業風景と旬のフルーツを味わうことができるコースをご紹介します。
【コース概要】
(1) スタート地点とゴール地点
スタート地点:藤沢駅(JR・小田急線・江ノ電)、ゴール地点:湘南台駅(小田急線・相鉄線)
(2) 順路
① 藤沢駅 ~ ② 藤沢本町 ~ ③ 伊勢山公園・伊勢山緑地 ~ ④ 善行駅 ~ ⑤ 湘南台駅周辺 ~ ⑥ 湘南台駅
(3) 距離・所要時間
9.4km 2.5時間(散策含む)
【詳細地図を表示したい方は以下をクリック】
【写真付き案内】
① 藤沢駅
藤沢駅北口をスタートして、銀座通り商店街に向かいます。
銀座通り商店街の中を、道なりに進んでいきます。
しばらく歩くと「白旗交差点」に差しかかります。左に進みます。
② 藤沢本町
道なりに進むと「伊勢山橋」という橋にたどり着きます。藤沢本町の駅のすぐそばです。橋の下は小田急線が通っています。
伊勢山橋を渡って西側を見ると、緑の丘が目に入ります。この辺りは伊勢山公園・伊勢山緑地と呼ばれている一帯です。行ってみます。
③ 伊勢山公園・伊勢山緑地
伊勢山公園の入り口です。この先、登り坂が続きます。
公園からは江の島を眺望することができます。
この地には、かつて伊勢神宮の分霊を祀る神明宮があったことから「伊勢山公園」と呼ばれているそうです。昭和の戦前期には「時の鐘」が置かれていたとのことで、鐘台が残っています。
公園を抜けて付近を散策してみます。緑の中に住宅が散在しています。
小田急線の線路沿いの道に戻り、善行駅を目指します。
④ 善行駅
善行付近は坂道が多く、「坂の街」と呼ばれています。
善行駅に到着しました。
さらに小田急線の線路に沿って、北に向かって歩いていきます。
しばらく歩くと「藤沢乗馬クラブ」が見えてきます。昭和48年設立の歴史ある乗馬クラブです。地元だけでなく、東京からも利用者が訪れます。
さらに道なりに進むと、広大な畑が見えてきます。藤沢では野菜や果物の栽培が多く、新鮮な野菜・果物を産直販売している農家が多いです。奥に見えるのは日本大学の藤沢キャンパス(生物資源学部、日大藤沢中・高校など)です。
⑤ 湘南台駅周辺
畑や牧場などがある一帯を通り抜けると、湘南台駅周辺にたどり着きます。慶応大学湘南藤沢キャンパスやいすゞ自動車工場などの最寄り駅です。
反対側の東口には「藤沢市湘南台文化センター」があり、その中の「子ども館」は全天候型で遊びや体験学習をすることができます。
駅から少し離れた「大塚戸公園」の隣に「神山(こうやま)果樹園」があります。
直売所では、ブドウとナシがメインに販売されています。他に野菜などもあります。
⑥ 湘南台駅
果樹園で買い物をして、湘南台駅東口に戻ってきました。お疲れ様でした。
【推奨コメント】
伊勢山公園・緑地や都市農業の風景など、都市部にいながら豊かな緑を満喫することができます。途中の畑では市民農園で農作業をする人たちがいました。規模は小さいですが牧場もあります。ブドウやナシは甘くてみずみずしく、海だけではない藤沢の魅力を知ることができるコースです。是非、お出かけしてみて下さい。
(記:2017年8月22日)