2017年9月16日、鶴岡八幡宮例大祭の流鏑馬神事が行われました。小雨の降る中、大勢の人たちが訪れていました。
流鏑馬の前に下拝殿において神事が執行され、射手がお神酒を飲むなどの儀式があります。
その後、鎌倉時代の狩装束に身を包んだ射手が馬場に入場していきます。射手は3人です。
目の前を馬上で矢を構えながら射手が通り過ぎます。あっという間ですが、迫力があります。3人の射手、全員が全ての的(3つ)を射抜きました。
その後も江戸時代の軽装束を着用した射手による流鏑馬が続けられていましたが、鶴岡八幡宮を後にして、今日に至る鎌倉の基礎を築いた源頼朝の墓所に向かいます。
鶴岡八幡宮の裏で、満開の彼岸花に出会いました。
途中、雪ノ下の路地を歩きます。
頼朝の墓所に到着です。
墓の様子です。かつて頼朝の持仏堂(頼朝の死後は法華堂と呼ばれた)があった場所に建てられています。閑静な小山の上にひっそりと建っています。
小雨の中でも多くの人出で賑わう鶴岡八幡宮と、その建立者である頼朝の墓の静けさのコントラストが印象的でした。